2017年1月10日火曜日

「アマゾンが一番安い」は誤解、価格以外の要素で利用者を魅了

ブランド品のバッグや香水をどこよりも安く売っている店を探しているなら、インターネット通販大手のアマゾンはその候補から外していいかもしれない。

国際ショッピングセンター協会(ICSC)が2016年に実施した調査で、幅広い商品について、百貨店や専門店の方がアマゾンよりも安く販売していることが判明したのだ。

調査では、ブルーミングデールやメイシーズ、セフォラなどアメリカ各地の124の百貨店や専門店で販売されている同一品の衣料品、アクセサリーや化粧品547点(非セール品)の価格を比較した。すると、商品ごとの価格で見た場合、百貨店や専門店の方がアマゾンよりも最大30%安かった。

例えば、バーバリーのバッグは・・・

同調査によれば、女性の衣料品やアクセサリーに関しては、それぞれ9%と5%、アマゾンよりも百貨店・専門店の方が安い。

たとえばシンクタンクのL2によれば、バーバリーの「Medium Banner」バッグの価格はアマゾンと直営店で大きな差があるという。同バッグは1月4日時点で、アマゾンでは3,127ドル(約36万円)なのに対し、コロラド州アスペンのバーバリーの店舗とECでは1,595ドル(約18万4,000円)だったと指摘している。

また化粧品類については、アマゾンよりも百貨店・専門店で購入する方が平均で6%安いことがICSCの調査で明らかにされた。

シャネルの香水「チャンス」の3.4オンス入りボトルの場合、その差はかなり大きい。

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