マイクロソフトの開発者向けイベントBuild 2017より。マイクロソフトがWindows 10向けの新たな大型アップデート Fall Creators Update を今年後半以降に提供すると発表しました。
Fall Creators Updateは、この3月に提供を開始した最初のCreators Updateにつづく第2のCreators Update。開発コードネームでは Redstone 3と呼ばれていた更新です。
新機能としては、Office 365 Unified API 改め Microsoft Graph APIを活用し、WindowsのみならずiOS/Android他を含む複数デバイス間で作業を連携するCloud-powered Clipboard機能、ユーザーがPC上で行った作業を自動的に記録しておき、いつでも好きな時点まで遡って作業をやり直せるTimeline機能、また写真や動画を簡単に編集するRemix機能などが提供されます。
なかでも特徴的なのはTimelineで、この機能を利用すると過去に実行していた作業状態がサムネイル形式で一覧表示され、そのなかから再開したい作業をクリックするだけでスムーズにその場面へと戻れるようになります。アプリケーションを切り替えたときにその時点の作業状態がそのまま保存されるようになっており、日にちを遡って再開することも可能です。
Introducing Timeline. Easily jump back in time to continue where you left off. #Windows10#MSBuildpic.twitter.com/e3gxhXnp6W
- Windows (@Windows) 2017年5月11日
なお、Cortanaアプリを導入しているAndroidやiOSデバイスなどでも、Timelineに対応するアプリならデバイスをまたいで作業を続けるといった芸当もできます。…
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