2017年9月5日火曜日

売り逃げ騒動、「VALUが当初から関わっていた」ヒカル氏が主張 VALUは反論

 8月下旬に起きた「VALU」の"売り逃げ"騒動について、人気YouTuber・ヒカル氏が9月4日、経緯を説明し、謝罪する動画をYouTubeに公開した。動画でヒカル氏は、ファンや関係者に謝罪しつつ、今回の企画には「VALUが当初から関わっていた」と主張。騒動の責任を取り、無期限で活動を停止すると発表した。

 VALUはこの動画について「当社の言及に不適切な点があった」と反論する文書を4日付で公開。ヒカル氏の所属事務所から事前に相談を受け、VALUの仕組みを事務所に説明したことなどは認めたが、「ヒカル氏らによる大量売却について、当社は関知・関与していない」と主張している。

●ヒカル氏「当初からVALUと連携していた」と主張

 VALUは、個人が「VA」と呼ばれる模擬株式を発行し、個人から資金を調達できるサービス。

 ヒカル氏と、同じ事務所「VAZ」に所属するいっくん氏、ラファエル氏はそれぞれ、期待をあおって自らのVA価格をつり上げた後、手持ちの全VAを投げ売りして数千万円の相当の利益を得た。投げ売り前には、ヒカル氏らのマネージャー・井川氏が3人のVAを売り抜けており、「詐欺的では」「インサイダー取引では」などと批判を浴びた。

 ヒカル氏は9月4日に公開した動画で、金髪だった髪を黒く染め、スーツを着て、ラファエル氏、いっくん氏と並んで登場。何度も頭を下げ、ファンや関係者に謝罪しつつ、紙に書かれた文書を読む形で、これまでの経緯を説明した。

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