2017年10月16日月曜日

「AQUOS R compact」上部の“切り欠き”、視認性や操作性の影響は?

 ラウンド形状のボディーに狭額縁ディスプレイを搭載したシャープの新たなコンパクトスマートフォン「AQUOS R compact」。シャープの狭額縁デザイン「EDGEST」が復活したのは大きなトピックだが、一方で気になることも。ディスプレイ上部をくりぬいてインカメラを搭載したことで、画面に切り欠きができてしまったことだ。

 画面の切り欠きといえば、11月に発売予定の「iPhone X」も、ディスプレイ上部の一部が欠けており、デザイン性での賛否や操作性を心配する声が挙がっている。ではAQUOS R compactの場合はどうか? 短時間だが、10月13日の発表会で確認したことをまとめたい。

 まず着目したいのが、AQUOS R compactのディスプレイ解像度。通常のフルHD(1080×1920ピクセル)ではなく、縦が112ピクセル分長いフルHD+(1080×2032ピクセル)となっている。この112ピクセルの拡張領域も含めて全画面で表示すると、当然ながら、インカメラの部分が欠けて表示されてしまう。全画面表示が想定されるのが、写真、動画、ゲームなど。Chromeブラウザを確認したところ、拡張領域にまでコンテンツが表示されていないので、切り欠きの影響はなかった(後述するが、あえて全画面表示にすることもできる)。

 もちろん、コンテンツ自体の情報が欠けるわけではなく、あくまで見えなくなるので、PCや他のスマートフォンでは全ての要素が見られる。

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