2017年10月4日水曜日

アマゾン ファッションが品川に世界最大の撮影スタジオを開設、学生サポートなど国内ファッション本格化

アマゾン ファッション(Amazon Fashion)が来春、ファッション撮影用のスタジオを東京・品川シーサイドに開設することを発表した。ニューヨーク・ブルックリン、ロンドン、インド・デリーに次いで4番目にオープンするこの新スタジオの総面積は7,500平方メートル、アマゾングループの中でも最大のスペースとなる。

アマゾンジャパン合同会社の社長ジャスパー・チャン氏は、「日本には継続的に多額の投資を行っており、拡大し続けるAmazonの東京オフィススペースに、新しいファッションスタジオが加わることを嬉しく思う。2018年の夏までに、全体で4,000以上のポジションを東京を拠点として置くことを目指している。今後数年のうちに、東京および日本全国で数千規模の雇用を創出する計画」とコメントを発表している。

また2日のメディア報告会にて、アマゾンジャパン合同会社のバイスプレジデント ファッション事業部門 統括事業本部長 ジェームズ・ピータース氏は、「アマゾンで取り扱うすべてのカテゴリーの中で、ファッションは最も成長の著しい分野。我々が2007年に日本でファッション事業を始めて以来、東京のファッションコミュニティーと密接な関わりを持ってきたことが、この新スタジオ設立によりさらに発展するだろう」と語った。

新スタジオは、11のスチール撮影エリア、5つの動画撮影エリア、2つのエディトリアルスタジオを備え、常駐のヘアメイクやスタイリストを抱える大規模なもので、この設備を整えることで、今後数年の内にカスタマーがアマゾンで扱う1,000万点のファッションアイテムをすべて動画で見られるサービスを本格化させる。

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