2017年10月3日火曜日

Facebook、「災害支援ハブ」のラスベガス銃撃事件のページに虚偽情報掲載(削除済み)

 米Facebookは10月2日(現地時間)、同日ラスベガスで発生した50人以上の死者を出した銃撃事件に関する災害支援ハブを公開した。

 災害支援ハブ(以前は「災害時情報センター」と呼ばれていた)は、洪水や大地震、テロ事件などの大きな災害があり、その地域に自分がいるとプロンプトが表示され、自分が安全であればそれを登録できるというサービス。8月に、災害に直接かかわっていないユーザーでも閲覧できるようになった。

 このページには、関連する写真やニュースメディアによる動画などが集められている。米The Fast Companyを含む多数の米メディアによると、このページには当初、極右サイトGateway Punditによるものなど、複数の虚偽ニュースが掲載されていたという。

 Facebookは指摘を受けてこれらのコンテンツを削除し「災害支援ハブに掲載されてしまった記事は今朝削除した。だが、削除までに数分かかったため、スクリーンショットをとられ、オンラインで拡散してしまった。われわれはこうした問題の解決に取り組んでいる」という声明を発表した。

 Fast Companyによると、このコンテンツは少なくとも30分間は表示されていたという。

 また、米BuzzFeedのライアン・ブロデリック記者のツイートによると、米GoogleのGoogle検索の「トップニュース」に犯人に関する4chanの誤報が表示されたという(本稿執筆現在は表示されない)。

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