2017年10月3日火曜日

Microsoft、音楽ストリーミング/販売から撤退、Spotifyとの提携を拡大

米Microsoftは10月2日 (現地時間)、Grooveミュージック・アプリを通じて提供している音楽ストリーミングサービス「Music Pass」とWindows Storeでの音楽販売を終了させることを発表した。同社はSpotifyとの提携を拡大、Groove Music Passをサブスクリプション契約しているユーザーが再生リストやコレクションをSpotifyに直接移動させられるようにする。

Groove Music Passのストリーミングサービスは2017年12月31日に終了になる。終了後もGrooveミュージック・アプリのアップデートは継続され、それまでにGrooveミュージックで購入した音楽、OneDriveにアップロードしたユーザー所有の音楽は再生できるが、音楽ストリーミング、購入およびダウンロードといったオプションにはアクセスできなくなる。ダウンロードもできなくなるので、購入した音楽のバックアップを持っていないユーザーは、終了までに購入済みの音楽をダウンロードしておく必要がある。

Groove Music Passのサブスクリプション契約をそのままSpotifyに移行させることはできないが、Groove Music PassのユーザーはSpotify Premiumを60日間無料で試用できる。Microsoftは10月中旬までに提供するGrooveミュージック・アプリのアップデートで、Groove Music PassからSpotifyへの移行をサポートするツールを提供する。

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