2018年2月3日土曜日

電車内でiPhoneの通知をチラ見されないために

おじさんが器用に折り畳んで読む新聞が目に入りニュースを知る、そんな風景は過去のこと。いまや"通勤・通学の友"はスマートフォン、最新ニュースも隣の人の画面をチラ見すれば……だからなのか、混雑している車内では近くの人の一瞬の視線が気になることも。特にメールやSNSの通知などプライベート情報が入り交じるiPhoneのロック画面は、他人のニュースソースとして提供するわけにはいかない。

iOS 11の初期設定では、届いた通知はロック画面にそのまま表示されることになっている。アプリ名とその通知内容が数行にわたり表示されるため、たとえ一瞬でも結構な量の情報を読み取れるのだ。天気予報やオンラインショップのセール情報はともかく、メールやSNSのメッセージの場合、送信主が誰でどのような要件かがまるわかりになるので困ってしまう。

しかし、通知のプレビューに関する設定を「ロックされていないときのみ」に変更すると、この問題を解決できる。初期設定では通知内容がそのまま表示されるが、ロック解除しないかぎり通知の詳細を表示しない設定に変更できるのだ。これでiPhoneを取り出したとたん通知内容が丸見えに、という事態は起こらなくなるだろう。通知そのものを禁止するわけではないので、利便性に大きな影響がないこともポイントだ。

iPhone Xの場合、よりスマートにロック画面の通知を活用できる。ロック時はアプリ名程度のあっさりとした情報しか表示されず、自分が画面を見てロック解除するやいなや通知の詳細がすっと現れる、という"自分だけが通知の詳細を読める"という使いかたが可能になるのだ。もちろん、Face IDの設定を済ませていることが前提になるが、他人の目を気にせずiPhoneを取り出せるようになることだろう。

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