2018年3月25日日曜日

VRヘッドセット「Vive Pro」799ドルで発売 解像度が劇的に向上

HTCの新型VRヘッドセット「Vive Pro」が799ドルで販売されることが正式に決まった。Vive Proの解像度は2880×1600ピクセルと、現行モデルの「Vive」に比べて78%も向上している。

予約販売は3月19日からスタートしており、4月5日から出荷される予定だ。購入者には、HTCのコンテンツプラットフォーム「Viveport」のサブスクリプションが6か月分提供され、約30タイトルのコンテンツが楽しめるようになる。

Vive Proでは、ディスプレイが現行のLCDから有機ELに変更されたことで解像度が飛躍的に向上した。これまでのように文字がぼやけることなく、よりクリアでリアルなグラフィックを楽しむことができる。また、Vive ProはSteamVR Trackingの1.0、2.0と互換性がある。

今回発売されるのはVRヘッドセット単体であり、コントローラーやベースステーションは含まれていない。Vive Proは、Viveのアーリーアダプターをターゲットとした第2世代のVR製品だ。ヘッドセットだけを購入しても、ハイスペックなPCを用意しないと適切なVR映像は楽しめない。

解像度が78%も向上すると、PCの推奨環境が気になるところだ。Vive Proの公式サイトによると、ハイエンドなグラフィックカードを買う必要はないようだが、最高のパフォーマンスを引き出すためには「Radeon 290」や「Titan V」の使用が推奨されている。

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