2018年4月7日土曜日

新型の第8世代Coreで何が変わる? ポイントを解説

 ニュースで報じた通り、Intelはここにきて「第8世代Core」のラインアップを拡充した。ノートPC向けとデスクトップPC向けの両方で製品が追加されている。

 まずデスクトップPC向けからラインアップを掘り下げていこう。

 これまでリリースされていた第8世代Core製品は、Core i7-8700KおよびCore i7-8700、Core i5-8600K、8400、Core i3-8350K、8100で展開していた。選択肢に乏しかったことはもちろん、上位、下位のモデル間での価格差もやや大きく、ハイエンドを目指すユーザーには良かったが、一方でそれよりもコストを抑えたい場合は予算とマッチする製品選択が難しかった。

 また、下位モデルを用いてコストを抑えようとしても、チップセットがハイエンドのIntel Z370のみだったため、ややオーバースペックという印象もあった。今回のラインアップ拡充では、このような課題が解決され、CPUではCoreブランド製品だけで9製品を追加、チップセットも4製品が投入された。これまで一部第7世代Core製品が併売されていたが、ここから本格的に第8世代Coreへの移行が進むと見られる。

●価格と性能、消費電力の選択肢が広がったデスクトップPC向け第8世代Core

 CPUのラインアップでは、型番末尾が数字で終わるスタンダードなモデルの選択肢も増えている。特に注目されるのがCore i7からi3まで6製品が投入されたTDP 35Wの「T」SKUモデルだろう。

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