2018年5月20日日曜日

ファミコンを現行テレビで楽しめるよう改造する

最近は中古の本体価格が高騰するなど、何度目かのファミコンブーム。ただし、中古の本体を買ってきても、当時のファミコンはRF接続なので、アナログチューナーが無い現行のテレビには接続できません。そこで、オススメなのがファミコンのAV化改造。改造自体は非常にシンプルです。


ファミコン改造でコンポジット信号

ファミコンのRF出力は、ビデオ端子の映像で使われるコンポジット信号をわざわざ内部でRFに変換して出力しています。ファミコン発売当時はコンポジット端子搭載のテレビは少なく、テレビとの接続にはアンテナ端子を使うRFが適していたのです。

つまり、コンポジット信号にわざわざ変換することなく、メイン基板から直接取り出す改造ができるということ。とはいえ、一般的なコンポジット信号の規格とは異なるため、出力するにはビデオアンプが必要になります。

また、音声信号も基板から取り出せますが、こちらもそのまま端子をつないでもノイズや音割れが発生するので、音声回路が必要です。

まずは、ユニバーサル基板にビデオアンプ(回路図参照)を組み立てます。ファミコン本体内に収めるため、できるだけ配置はコンパクトに。極性のあるコンデンサを使う時はIC側にプラス(長い足)がくるよう気を付けます。


ファミコン改造はコンデンサが危険

また、ICが熱で壊れるのを防ぐため、ICをソケットにはめるのはすべてのハンダ付けが終わってからにすること。続いて、音声回路(回路図参照)もユニバーサル基板に組み立てたら、回路をファミコンのメイン基板に取り付けます。

0 comments:

コメントを投稿