2018年7月27日金曜日

佐川急便を名乗るスパムが急増、SMSから偽サイトに誘導 自動でプリペイドカードを買わされるなどの被害も

 以前から被害が報告されていた、佐川急便の名を語ったスパムメールが急増しています。佐川急便の公式サイトでは7月19日より、「佐川急便を装った迷惑メールが届くというお問い合わせが急増しております」として再度注意喚起。26日には内閣サイバーセキュリティセンターからも注意が呼びかけられています。

 佐川を名乗るSMS(ショートメール)には「配送物は下記よりご確認ください」「再配達ご希望でしたら、こちらから日時設定をお願い致します」といった文面と共に、偽サイトへのリンク(多くの場合「sagawa.○○」といったURL)がセットになっており、サイトにアクセスすると詐欺アプリ(マルウェア)のインストールを勧めてくる手口。偽サイトは本物の公式サイト同様に有名俳優の写真が使われており、一見しただけでは詐欺サイトだと分かりません。

 アプリをインストールしてしまったという人からはスマホが自動で意図しない動作を始め、勝手にプリペイドカードを購入させられたり、スパムメールを大量に送信するようになったという被害が報告されています。

 万が一アプリをインストールしてしまった場合は、フライトモードにする、電源を切るといった手段でスマホの動作をいったん止め、アプリの削除や携帯会社のサポートに相談するといった対応が必要になります。

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