2018年9月4日火曜日

Apple Watchに常時画面オンモードが実現?アップルが2つの特許を出願

先週末、アップルApple Watchに応用可能と思われる2つの特許を出願していることが明らかとなりました。

1つはエッジが湾曲したディスプレイ上で、端の丸まった部分でも画像を滑らかに表示できるハードウェアベースのアンチエイリアス技術。もう1つは有機EL(OLED)ディスプレイを長時間表示していると起こる「焼き付き」を調整するための方法です。

うち後者は「Apple Watchのディスプレイ表示を常時オンにできるようになる?」との憶測を呼び、海外ネット大手掲示板Redditなどで活発な議論がかわされています。今月12日のイベントで発表が予測されているApple Watch Series 4(仮称)。先日、アップル系うわさサイト9to5Macがリークと称した画像では、本体サイズはそのままにエッジトゥエッジ(本体の前面をディスプレイが覆う)により、画面が大型化したと思しき姿が披露されていました。

アップルのアンチエイリアス特許出願は、こうした予想図と符合したもの。画像端のギザギザした部分を湾曲したエッジに沿ってピクセルを配置することで、滑らかな視覚効果を実現するとしています。

もう1つの「OLEDディスプレイにおける焼き付き対策の圧縮技術」と題された特許出願は、OLEDにつきものの焼付きを視覚的に和らげようとするもの。OLEDは画素自体が発光する上に、同じ色を表示し続けた場合にはRGBのうち特定の画素が劣化しやすく、特定の部分が「焼き付き」(輝度の低下やカラーバランスの崩れなど)となって現れるわけです。

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