2018年9月11日火曜日

これが世界の最新ガジェット! IFAに集まったスタートアップの面白デバイスまとめ

 ドイツ・ベルリンで開催されたエレクトロニクスショー「IFA 2018」(8月31日〜9月5日)。その併催イベントとして2017年に始まった「IFA NEXT」は、スマート家電やIoT、ロボティクスなど、さまざまな"ものづくり系"スタートアップが世界中から集まる場所だ。会場となった「メッセ・ベルリン」の「Hall 26」で見つけたユニークなガジェットたちを紹介しよう。

●後付けできる車載用AIアシスタント「クリス

 Genman Autolabsは、地元のベルリンに拠点を構えるスタートアップ。自動車に後付けできるAIアシスタント「Chris」(クリス)を欧州で販売している。同社のスタッフは「AlexaやGoogleアシスタントはインターネット接続が必要。Chrisは手持ちのスマホを活用し、後付けできる車載AIアシスタントだ」と話す。

 Chris自体はLTEやWi-Fiでネットワークに接続する機能を持たず、車内に持ち込んだスマホなどの通信機器とBluetooth接続して利用する仕組み。テキストメッセージの送受信と読み上げ、ハンズフリー通話に音楽再生、ナビゲーションなど、自動車用AIアシスタントに求められる機能を網羅した。

 重量は約250グラムで、吸盤などを使って自動車のフロントガラスやダッシュボードに設置する。約2.1インチの液晶ディスプレイを積んでいるが、これはChrisの応答を目で見るためのものでタッチパネルなどは搭載していない。

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