2014年3月18日火曜日

Android 版「LINE 電話」を使ってみた、利用は簡単、音質/番号通知は様子見

LINE は、無料メッセージ/通話アプリケーション「LINE」の Android 版に、国内外の固定電話/携帯電話番号に電話をかけられる新機能「LINE 電話(LINE Call)」を追加した。現在、日本/米国/メキシコ/スペイン/タイ/フィリピン/コロンビア/ペルーの8か国で利用可能。iPhone 版 LINE でも近日中に利用可能とするほか、機能の提供国を順次増やす予定。インターネットコムは Android 版 LINE アプリケーションを最新バージョンの「4.1」にアップデートし、実際に利用してみた。

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まず、LINE 電話の概要を説明する。LINE 電話は、LINE の一機能として提供された。LINE は以前から通話機能を備えていたが、LINE アプリケーション間の通話に限られ、これまで家庭や店舗、オフィスなどの固定電話や、LINE を使っていない人の携帯電話とは通話できなかった。LINE 電話は、この LINE に固定電話/携帯電話への発信機能を追加するもの。ただし、利用するには LINE で携帯電話番号認証を行ってユーザー登録する必要がある。Facebook 認証だけで LINE を使っている場合、LINE 電話は利用できない。

通話料は、あらかじめ一定額を入金しておき、それで決済するプリペイド方式で支払う。入金プランには、単純に通話料が差し引かれる「コールクレジット」と、利用権に30日の期限が設けられる代わりに通話料が安くなる「30日プラン」の2種類。具体的な国内宛て発信の通話料は、コールクレジットだと固定電話宛てが1分3円、携帯電話宛が1分14円。これが30日プランだと、固定電話宛てが1分2円、携帯電話宛が1分6.5円となる。世界200以上の国と地域への国際電話も発信可能。料金の詳細は、公式サイトで確認されたい。

それでは、早速 LINE 電話を使ってみよう。Android 版 LINE を最新版にアップデートすると、「設定」内に「LINE 電話設定」という新項目が追加された。これをタップし、利用規約に同意して「利用開始」をタップすると LINE 電話に関する設定が行えるようになる。通話に必要なコールクレジットの購入はここで行う。

購入画面では、100円分の「100クレジット」に加え30日プランの購入も可能。各種 LINE 関連サービス用の仮想通貨「LINE コイン」も通話に利用できるようだ。

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