2014年4月18日金曜日

個人がカンタンに「記事を売れる」時代。「note」の衝撃

とうとう出ましたよ、
デジタルコンテンツを個人が販売できるサービスが!
「note」が4月7日にスタートした。

運営は、「cakes」をてがけたピースオブケイクだ。

個人ブログがぱっと作れて、しかもそれぞれの記事を販売することが可能。
テキスト記事だけじゃない。
「イメージ」「テキスト」「サウンド」「ムービー」、いろいろなデジタルコンテンツを簡単に販売できる。

"noteは、文章、写真、イラスト、音楽、映像などの作品を投稿して、クリエイターとユーザをつなぐことができる、まったく新しいタイプのウェブサービス"

使ってみた感じは、フリーマーケット!
100円から販売できるので、気軽に買ったり売ったりできる。
まだ開始してすぐなためか、誰がどこで売ってるのかわからない感じも含めて、掘り出し物を探してる感じも楽しい。
「さっそく、俺も出店だ!」ということで、やってみた。
cakesにはすでに登録していたので、本当にあっという間。
5分で「米光一成note」を開設。
以前書いた記事を、編集担当に許可をもらって載せてみた。
「出版・編集の新潮流と小さい武器」
有料販売するのも簡単。
タイトル、本文を入力→有料ノートを選択→「このラインより上のエリアが無料で標示されます」のバーを配置→ノートの価格を決定→公開をクリック。
これだけ。あっけない。
おおーと感動しながら、twitterで告知して、最近お気に入りのネスカフェのスティックコーヒーで一服して(ものの10分ぐらいだ)、noteの「ダッシュボード」を見る。
「ダッシュボード」の「アクセス状況」で、全体が何人に見られたか、コメントはいくつついたか、「スキ」はいくつついたかが、わかる。
さらに「売上管理」を見ると、おおおー300円!
コーヒー飲んでるあいだに300円!
楽しい。
いや、まあ、たった300円だけど、とても楽しい。
自分が書いたものに、100円を払って読んでくれた人が3人いる。
しかも、これ誰が買ってくれたかもわかっちゃうのである。
夢のデジタルフリーマーケットだ。
漫画家の鈴木みそは、noteの楽しさを、
"もっとフリーダムで、手作りのピンバッジみたいな、お宝とガラクタが並んで売られてる夜店みたいなイメージを僕は持ってます。"と表現し、
「なんでもいいから売ってみる」チャレンジをしてみて、
"100円の威力。どんなにそれが嬉しいか。作ったものが売れる瞬間。その感激をぜひ味わってほしい。

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