2014年5月6日火曜日

第24回世界コンピュータ将棋選手権、Aperyが初優勝

あるAnonymous Coward 曰く、

5月3日~5日に開催された第24回世界コンピュータ将棋選手権で、「Apery」が初優勝した(勝敗表・棋譜ブログ中継)。

Aperyは選手権出場3度目で、今回が初の決勝進出という新進気鋭のプログラム。惜しくも電王戦出場は逃したが、昨年の将棋電王トーナメントでは6位となるなど実力をつけていた。優勝候補筆頭と目されていたponanzaは5回戦まで5勝0敗(2位は3勝2敗)と独走体制にあったが、ラスト2戦を落としてまさかの2位転落。優勝は今年もお預けとなった。また2次予選では、一昨年の優勝プログラムであるGPS将棋や、今年の電王戦でプロ棋士に勝利した習甦が決勝進出を逃がすという波乱もあった。

決勝の順位は以下の通り。

  • Apery (5勝2敗)
  • ponanza (5勝2敗)
  • YSS (4勝3敗)
  • NineDayFever (4勝3敗)
  • 激指 (4勝3敗)
  • Bonanza (3勝4敗)
  • ツツカナ (3勝4敗)
  • N4S (0勝7敗)
  • 勝敗が並んだ場合はソルコフ→SB→MD→同順位間勝ち越し数→事前順位の順に点数を計算し、順位を決定する。(順位決定方式)。新人賞はN4S、独創賞はNineDayFeverが受賞した。

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