【ニューヨーク時事】米通信大手4社の2014年1〜3月期決算が出そろった。主力の携帯電話事業で、業界3位、ソフトバンク子会社のスプリントは顧客離れが止まらず、4位TモバイルUSは顧客増に成功したが、いずれも赤字となった。首位ベライゾン、2位AT&Tの2強は安定的な顧客増を背景に利益を確保、強さが目立った。
スプリントは、契約件数(月払い型)が新規から解約を差し引いた実質で約33万件減少。出遅れた高速通信「LTE」の整備が追い付かず、顧客が他社に流れた。他社からの乗り換え費用負担など斬新なサービスを相次ぎ投入したTモバイルは、契約が約133万件増加したが、販売促進費の増加で4四半期連続で赤字となった。
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