2014年5月13日火曜日

ソニー、有機ELテレビ開発休止 需要見込めず

 ソニーが、次世代の家庭用高画質テレビとして期待される「有機ELテレビ」の開発を休止することが13日、分かった。赤字が続くテレビ事業の立て直しが急務なためで、有機ELテレビは当面需要が見込めないと判断した。

 ソニーは昨年末、有機ELパネルの開発をめぐりパナソニックとの提携を解消していた。独自に開発を続けていた人員も、需要が拡大している「4K」対応の液晶テレビに振り向ける。

 有機ELテレビは、韓国のLG電子やサムスン電子が販売で先行していたが、価格の高さがネックとなって両社とも苦戦しており、市場の先行きには不透明感が出ていた。

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