あるAnonymous Coward 曰く、
手軽に送金を受け付けられるという利点を活かして、Bitcoinで寄付を募る組織が増えてきている。アレゲな範囲に限っても、Internet ArchivesやFreeBSDが良く知られているが、この度Wikimedia財団がその一員に仲間入りした(cryptcoinsnews)。
定期的に募金キャンペーンを行うWikimedia財団に対し、Bitcoinで簡単に寄付できるようにしたいという呼び掛けは昨年の12月に行われていた。その後、今年の3月にJimmy Wales氏が実験的にBitcoinを購入したりRedditで議論したりといった前向きな動きが見られていたのだが、ようやく先日、公式ブログにてアナウンスされ、実現する運びとなった。
なおここまで時間がかかったのは、同財団のBitcoinの匿名性に対する懸念があったからなのだそうだが、それを変える契機となったのは、IRS(アメリカ合衆国内国歳入庁)のガイダンスだったということである。
ちなみにWikimedia財団へ寄付したBitcoinは、Coinbaseにより即座にドルに換金されるとのこと。一口にBitcoin対応と言っても、Internet ArchivesはBitcoinアドレスへの直接入金、FreeBSDはBitPay経由と、色々分かれているのが面白いところだ。
スラッシュドットのコメントを読む | スラッシュドットにコメントを書く | ITセクション | Wikipedia | IT
0 comments:
コメントを投稿