2015年11月5日木曜日

イノベーションを生み出す海外企業カルチャー10事例

以前にサンフランシスコのスタートアップ企業のユニークなカルチャー紹介した。こちらでは、良いプロダクトを作り出すには、よいカルチャーを生成する事が重要であるという認識が浸透している。優れた企業カルチャーは、その会社のビジョンの体現、ふさわしい人材の獲得、愛社精神の確立など、そのベネフィットは大きい。その一方で、ある意味漠然とした部分も多く、企業カルチャー生成は日本企業が苦手としている一つとも言えるだろう。
イノベーションを生み出す企業は、そのふさわしい企業カルチャーを作り出す事に対しての取り組みを真剣に行っている。
参考記事: 成長企業に見るサンフランシスコ風企業カルチャーとは
イノベーションに必要なのは高給?企業文化?
今では、給料や福利厚生に並び、企業カルチャーの質が人材獲得とイノベーションに重要だと言われている。企業カルチャーとは、その会社の"雰囲気"であり、従業員が気持ち良く仕事をすることが出来る"環境"でもある。企業カルチャーを重要視する企業は日本でも徐々に増えてはいるが、アメリカの成長企業と比べるとまだまだ少ない。
さまざまな企業が優秀な人材獲得のために凌ぎを削っている中、高い給与ではなく、優れた企業カルチャーで一歩リードし、イノベーションを起こし続ける会社が存在する。それらの企業は一体どのような企業カルチャーを携えているのだろうか。
今回はその代表的な10社を紹介する。
1. Zappos


採用の50%を占めるのは企業カルチャーとのマッチング!?

靴のインターネットショッピングでは、あのAmazonをも凌駕するZappos。

"企業カルチャーが優れていれば、顧客の幸福は自ずと満たされていく" と主張する。

そんな彼らの面接は、"Cultural Fit Interview"という、企業カルチャーとのマッチングから始まり、それは採用の50%をも占める割合で評価される。

万が一、入社後の一週間で「会社と自分はあわない」と、辞職を決意した場合、2,000ドルを支給する。

"それでも働きたい"と思うスタッフだけで構成する同社の企業カルチャーにかけている力の大きさを感じさせられる。
2. Warby Parker


"Culture Crushes"で活性化する社内コミュニケーション

Warby Parkerは安価で高品質な眼鏡を提供している企業。

"Culture Crushes"という理念を掲げる彼らにとって、ランチも社内交流の大きな役割を果たしている。

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