source:https://www.starship.xyz/
Amazonの"ドローン宅配"が話題になっている。日本でも千葉市が導入の検討に入るなど実現可能性も高まってきた。
そんな宅配業界において、さらに革命を起こそうとする動きが出てきた。
それは、Skypeの共同創設者が率いるStarship Technologies社が手がける、自動運転型ロボットの登場だ。
■ 99%自動で走行する宅配ロボット
同社のこのロボットは、Amazonのドローン宅配などとは違って、道路を走行して荷物を届ける形をとっている。
統合ナビゲーションシステムと、障害物回避機能によって自動走行をする。
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全てが自動で行うわけではなく、常にインターネットと接続されたカメラ9台とスピーカー、マイクを搭載することによって人が介入できる仕組みをとっている。
ロボットの中には、バスケットのような収納があり、買い物袋2個分に相当する荷物を運ぶことができる。
ユーザーはアプリによって、リアルタイムでロボットの位置を知ることができ、また到着時に収納部分のロックを解除することができる。ロボットは時速6.5キロで走行、人間の早歩き程度のスピードで動く。
小売店や荷物の中継地点から、約5~30分圏内で走行することを想定している。
地元に密着している小さな商店が、ネットスーパーのような"買い物宅配サービス"を導入するのは、人手や輸送コストがかかってしまうが、こういった小さなロボットがあることによって、宅配コストを大幅に下げることができるようになるだろう。
同社による、ロボットはリースかレンタルを考えているとのこと。こういった方法であれば、小さな商店も導入しやすくなるだろう。
このロボットは現在テスト中で、2016年に米国、英国、ならびに他の国のサービスパートナーと協力しながら、パイロット版のサービスを展開する予定とのことだ。
オンラインショッピングの高まりとともに、悲鳴を上げ始めている宅配業界にとっても、こういったロボットの登場は宅配業者の負担を軽減するものとなるだろう。
また、地方の小売店などにまで普及すれば、高齢者やスーパーに行けない方にとって、ありがたいサービスとなっていくものだと考えられる。
法整備の問題など懸念もされるが今後の動向に注目したい。
【参考・画像】
※ STARSHIP
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