2016年7月5日火曜日

<h1 itemprop="headline">Macのシステムエラーにおびえながら野球ゲームをプレイしていた頃の話

 いつのまにか、パソコンにイライラさせられることが減っていないか。

 イライラの要因といえば、画面の唐突なフリーズであり、予想外の挙動を見せるアプリケーションであり、無慈悲なほどにあっさり吹っ飛ぶデータであるが、こういった現象にイライラさせられる機会が格段に減っている。

 現在、私は2011年に購入したMacBook Airを五年も使っているが、フリーズなんてしたことがない。アプリケーション単体が動かなくなることはあるが、それは個別に強制終了すればいい。「パソコンがフリーズしたから再起動」という行為を、長いことしていない気がする。

 前回も書いたように、私は1990年に初めてMacをさわったんだが、あのころのMacは頻繁にフリーズしていた。息を吸うように再起動していた記憶がある。油断すると、

 「システムエラーが起きました」

 という文字列とともに、爆弾のマークが表示され、再起動するしかない状況に陥っていたのである。子供の頃の私はあの爆弾におびえていた。とにかく何をしていても、ふとした拍子に爆弾が出る。唐突な爆弾ですべてが終わる。非常に殺伐としていた。米ソ冷戦期のような緊張感のあるMac。

●Macのシンプルな野球ゲームにハマッていた

 当時、Mac用のシンプルな野球ゲームがあり、小学生の自分はそれで遊んでいた。このゲームは、みなさんが想像されているよりもはるかにシンプルだったと断言できる。現在のリアルな野球ゲームとは雲泥の差だ。

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