【連載】本田雅一のクロスオーバーデジタル:
ITmedia PC USERで「その年におけるPC動向を占うコラム」を始め、今回で6回目だ。1年前に書いた前回のコラムは、ほぼ半分を外してしまった。他誌に年初コラムを書いていたころも含め、ここまで外したのは初めてかもしれない。
1年前のコラムでは、2in1がより進化・深化し、ノートPCに変わる新たな軸としてPC市場の成長を支えるかもしれないと書いた。しかし、思ったほど2in1市場は伸びていないようだ。「興味深い製品」と「道具として優れた製品」の間にはギャップがある。まだ2in1の成熟には時間がかかるのかもしれない。
一方で「Windows 10の登場がVAIO S11のような原点回帰のモバイルPCを生み出す可能性もある」とした予想は、結果的にではあるが、あまり外していない。斬新な製品を狙って意欲的な2in1を開発するメーカーもあるが、いずれもあまり定着していない状況だ。
翻って言うならば、ディスプレイ、キーボード、ポインティングデバイス、ストレージ容量、それに各種性能といった従来の評価点以外、新たな切り口は見つかっていないということなのかもしれない。
筆者が上記のように書いた意図は、MicrosoftがWindows 10で(以前のような)キーボードとポインティングデバイスだけで使うデスクトップ型GUIを再び重視し始めたことで、クラムシェル型ノートPCが見直されるのではないか、と考えたから。…
ITmedia PC USERで「その年におけるPC動向を占うコラム」を始め、今回で6回目だ。1年前に書いた前回のコラムは、ほぼ半分を外してしまった。他誌に年初コラムを書いていたころも含め、ここまで外したのは初めてかもしれない。
1年前のコラムでは、2in1がより進化・深化し、ノートPCに変わる新たな軸としてPC市場の成長を支えるかもしれないと書いた。しかし、思ったほど2in1市場は伸びていないようだ。「興味深い製品」と「道具として優れた製品」の間にはギャップがある。まだ2in1の成熟には時間がかかるのかもしれない。
一方で「Windows 10の登場がVAIO S11のような原点回帰のモバイルPCを生み出す可能性もある」とした予想は、結果的にではあるが、あまり外していない。斬新な製品を狙って意欲的な2in1を開発するメーカーもあるが、いずれもあまり定着していない状況だ。
翻って言うならば、ディスプレイ、キーボード、ポインティングデバイス、ストレージ容量、それに各種性能といった従来の評価点以外、新たな切り口は見つかっていないということなのかもしれない。
筆者が上記のように書いた意図は、MicrosoftがWindows 10で(以前のような)キーボードとポインティングデバイスだけで使うデスクトップ型GUIを再び重視し始めたことで、クラムシェル型ノートPCが見直されるのではないか、と考えたから。…
0 comments:
コメントを投稿