2017年8月14日月曜日

ロボット世界頂点目指す中学生、プログラミングの技 地道に磨く

 
 「JNN 2017夏 こどものチカラ」です。今年5月、日本の子どもたちのチームが、ロボット技術を競う世界大会で部門優勝に輝きました。リーダーを務めた山梨県の女子中学生は、来年の大会での総合優勝を目指して動き出しています。
 このロボットを作ったのは、小中学生で構成されたチーム「FIRST FUJISAN」。チームのリーダーを務めたのは、甲府市の中学2年生・志村里桜さんです。彼女たちは今年5月、デンマークで開かれたロボットの技術力を競う世界大会「ファーストレゴリーグ」に出場。プログラミングの技術が高く評価され、出場120チームの中で部門優勝に輝きました。

 あれから2か月、来年の世界大会に向け、新たにチームが立ち上がりました。新チームでも志村さんがリーダーを務めます。チームの課題はいかにロボットを正確に動かすか、そのプログラミングです。

 「今曲がってたので、これを90度でとまれるようにすることが次の課題です」(志村里桜さん)

 家でもチームのことが頭から離れません。

 「シーズンを通して挑戦して頑張ってきたことが最終的に大会で達成感につながったりするし、ここでの経験が将来にもつながってくると思うので挑戦したい」(志村里桜さん)

 ターンの角度のずれが課題となった日から1週間。ロボット自体にズレを補正させるプログラムを作ることにしました。仲間と協力し、何度も修正してはテストを繰り返します。そして・・・

 「課題を解決していくのは難しいことなので、皆で協力して、地道ですけど優勝できるように頑張りたいです」(志村里桜さん)

 次の世界大会で目指すのは、部門優勝の更に上の総合優勝。1つ1つ地道に課題を克服しながら世界の頂点を狙います。(14日11:43)

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