2017年10月20日金曜日

アップル、iPhone 8の生産50%削減か 「需要の弱さ」理由に

アップルの史上最高の傑作と呼ばれる、iPhone X の発売日が近づいている。しかし、ここに来て非常に気になる数字が発表された。

ロイターが中国紙「Economic Daily News」の報道を引用しつつ伝えたところによると、アップルiPhone 8 及びiPhone 8 Plusの製造台数を需要の少なさを理由に50%近く削減する、前代未聞の措置に踏み切ったという。

関係筋はEconomic Daily Newsの取材に対し、アップルが発売間もない端末の生産台数を引き下げるのは、iPhoneの歴史が始まって以来のことだと述べた。実際、これまでは新型iPhoneの発売日には長い行列ができ、アップルは「需要に応える生産台数を確保できない」とアナウンスするのが通例になっていた。

iPhone 8や8 Plusの売上不振はこれまでも噂されてきたが、今回のロイターやEconomic Daily Newsの報道が正しいとすれば、2014年のモデルをルーツとしたこれらの端末は、既に盛りを過ぎてしまったようだ。アップルは11月2日に第4四半期決算発表を控えているが、そこで公表される数字は製品ごとのものではなく、次期決算に反映される新型モデルの売上は発売後数週間のものでしかない。

アップルはこれまでの端末に関しては、即座に発売後初週末の記録的売上を発表していた。iPhone 5の場合は500万台、iPhone 5Sは900万台、iPhone 6とiPhone 6 Plusは1000万台、さらにPhone 6S とiPhone 6S Plusは1300万台だった。

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