2017年10月22日日曜日

相次ぐ凍結&ロック! Twitter「凍結問題」と表現の自由【「やや日刊カルト新聞」藤倉善郎氏緊急寄稿】

 本誌にて「草の根保守の蠢動」を連載し、それをまとめた著書『日本会議の研究』を上梓した菅野完氏のTwitterアカウントが永久凍結されてからはや1か月超。

 10月に入り、またしてもTwitter社による「アカウントロック」に遭ったという人が現れた。それは、宗教団体やスピリチュアル団体をめぐる社会的問題について、独自取材に基づく報道を行っていることで定評がある「やや日刊カルト新聞」総裁、藤倉善郎氏のアカウントであった。

 自身もTwitter社による、不明確な根拠による一方的なアカウント凍結にあった藤倉氏に、Twitter"凍結問題"と表現の自由について緊急寄稿してもらった。


◆理由の通知も一切ない突然の「ロック」通告

 10月12日、突然、筆者のTwitterアカウントを「ロック」したとTwitter社からメールで通告された。Twitterにログインしても、「ロックされています」と表示されるばかりで、投稿も閲覧もダイレクトメッセージ(DM)もできない。誰かが筆者に送ってくれているであろうDMを読むことすらできない。Twitter社からは、なぜこのような措置をとるのかという具体的な理由を示す通知は一切なかった。

 Twitterでは今年8月、ネット上で「絵師」と呼ばれるマンガ家やイラスト作家たちのアカウントの大量凍結騒ぎがあった。9月には『日本会議の研究』(扶桑社新書)で知られる著述家・菅野完氏の永久凍結。

 個別の原因はさまざまあるだろうが、共通している点がある。

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