2018年2月6日火曜日

スマホで水田を管理できる時代! 米作りの「見える化」って何?

最近、テレビのニュースなどで「見える化」という言葉を耳にしませんか? 「一体何が見えるようになったんだろう?」と不思議に思ったことがあるかもしれませんが、これはIT技術の進化により、通常では目に見えなかったものが見えるようになることをいいます。さまざま分野で「見える化」が進み、今では農業にも欠かせないものになりつつあります。

■さまざまな分野でキーワードになっている「見える化」ってなに?

ものづくりや環境保護、政治に至るまで、世界には実にさまざまな情報があふれていますが、IT技術の発展によって私たちは膨大な量の情報を高速で処理できるようになりました。その中で、いかに多くの情報を早く処理するかが大切ですが、同時にこれらを一目で分かるようにすることも必要です。

例えばものづくりにおいては製造現場のデータを集め、ネットワークを通して各工場のデータを一カ所に集めることで、全世界の各工場の生産状況や品質などを比較することができ、その特徴を確認することができます。環境問題や政治についても、オゾン層の観測データや世論調査の統計結果を地図と重ね合わせることで地域別にどのような問題が起こっているかを把握できるようになります。

世の中にある膨大な情報は目に見えないものが多くありますが、それらを一目で分かるようにすることを「見える化」といいます。このさまざまな情報を直感的に把握するのに便利な見える化が今、農業にも応用されているのです。

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