2018年7月10日火曜日

ヤフー、最大2200億円の自社株買い=ソフトバンクと連携強化―米社売却で

 ヤフーは10日、最大約2200億円の自社株買いを行うと発表した。ヤフー株の3割超を保有する米投資会社アルタバ(旧米ヤフー)の売却方針に対応。ヤフーは自社株買いで株価下落に一定の歯止めをかけるとともに、同じソフトバンクグループ内で連携強化を図る。

 ヤフー筆頭株主の同グループを通じて取得する。まず、同グループ携帯子会社のソフトバンク(東京)がアルタバ保有株の一部にTOB(株式公開買い付け)を実施し、発行済み株式の9%程度を取得。その上で、ヤフーは同グループの別の子会社が保有する、ほぼ同数の約6億1111万株を上限に自社株買いを行う。ともに買い付け価格は9日終値の360円で、実施期間は11日から8月上旬まで。 

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