2018年8月27日月曜日

"記者0人"の通信社が目指す「報道革命」

誰もがスマホを持ち、写真を撮って目の前で起こったことを投稿する時代になった。膨大な投稿内容をAIで解析し、ニュースを見つけるサービスを提供する若者がいる。民放キー局や大手新聞社が頼りにするベンチャー通信社の実態とは――。
■中3で航空業界のニュースを発信する専門サイト立ち上げ
【田原】米重さんは子どものころからニュースオタクだったそうですね。
米重】新聞とテレビのニュースが好きでした。私自身は覚えていないのですが、家族の話だと、3歳ごろから普通に新聞を読んでいたそうです。記憶にあるのは、政権でいうと村山政権あたりのニュースです。
【田原】どうしてニュースが好きだったのだろう。
米重】新聞が普通に家で購読されていて、目につくところに置いてあったからでしょうか。それを自然に読むようになって、政治や経済に関心を持つようになりました。
【田原】中学生のころは航空業界に興味を持っていたそうですね。
米重】同級生に飛行機に詳しい友達がいて、彼の影響です。ただ、私が興味を持ったのは、機体そのものよりも航空行政。たとえば東京-札幌は片道3万~4万円ほどですが、ロンドンから同じような距離を飛ぶのに5000~6000円しかかからない路線もあります。この違いは何だろうなというところから、航空行政に関心が向かうようになりました。
【田原】そんなことを考える中学生なんているんだ。具体的に何かしたんですか?
米重】まずは情報収集です。

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