2018年7月13日金曜日

アップルの「コスト削減」努力で浮上した重大なリスク

アップルは今年発売するiPhoneの組み立て作業の一部を、台湾本拠の「Wistron(ウィストロン)に発注する見通しだ。ニュースサイト「AppleInsider」に掲載された情報によると、組み立ての大半はフォックスコンに発注されるが、以前から少量の生産を担っていたWistronが今回も受注を獲得する見込みという。

これは、サプライヤーたちを価格面で競わせることで生産コストを抑え、利益を確保したいというティム・クックの意志の現れだ。しかし、この試みはアップルの製品クオリティにダメージを与える可能性もある。

アップルは主に3つの領域で、サプライヤーたちを競合させており、発注ボリュームの増大と引き換えに納入価格の引き下げを求めている。組み立て工程ではWistronとフォクスコンを競わせる一方で、今年のiPhone XiPhone X Plusに採用するOLEDディスプレイに関してはサムスンとLGを競わせる。さらに、端末内部のセルラーモデムに関しては、インテルとクアルコムの2社に発注する。

アップルはこの他の分野でも外部のサプライヤーに圧力をかけ、自社の利益増大を狙っている。販売台数が伸びないなかで、同社が利益増大のためにとれる唯一の選択肢は、コストを低減させることだ。これは、財務戦略としては理にかなった動きといえる。

しかし、異なるクオリティのパーツが組み合わされて製造されるデバイスには、品質のばらつきが生じることも起こり得る。

“チケキャン後”のミクシィ、「健康」と「スポーツ」に打って出る狙い 木村新社長に聞く

 6月22日、ミクシィは予定より4日早い社長交代を余儀なくされた。本来は26日の定時株主総会で森田仁基前社長が退任し、ゲームアプリ「モンスターストライク」の生みの親として知られる木村弘毅取締役(当時)が新社長に就く予定だったが、「経営を円滑化するため」として前倒ししたのだ。

 交代が早まった理由は、森田氏とミクシィ子会社フンザの元社長ら3人が、商標法違反の疑いで書類送検されたためだ。ジャニーズ事務所に所属するタレントの情報を配信するWebサイトを無許可で運営したことが発覚。警察の強制捜査を受け、チケット売買仲介サイト「チケットキャンプ」(チケキャン)は5月に閉鎖に追い込まれた。

 期待のチケキャンを失っただけでなく、社会的信用やブランド力にも相応のダメージを負ったミクシィ。木村新社長は今後、会社を立て直すためにどんなビジネスを育てていくのか。木村新社長がITmedia ビジネスオンラインの取材に応じ、今後の展望を語った(取材は社長交代前に実施した)。

●守りの姿勢が足りなかった

――"チケキャン問題"が起きた要因をどう捉えているのか。

木村氏: 子会社のガバナンス体制や、レピュテーションリスク(企業の否定的な評判が広まること)の管理が不十分だったと痛感している。これまでのミクシィはベンチャー気質が強く、攻めの姿勢を得意としていた一方、リスク管理などの守りが弱かった。それがチケキャン問題につながったと考えている。

さらば電池切れ。防災グッズにもなる最強モバイルバッテリー3選

 モバイルバッテリーの選択基準が変革の時を迎えている。これまでは容量と価格が決め手だったが、これに加えて"出力"が大きなポイントになっているというのだ。

◆ノマドワークから防災まで高出力モバイルバッテリーが使える

「容量1万mAh以上が当たり前になった今、違いが出るのは"出力"。高出力タイプなら、スマホやタブレットばかりでなく、ノートPCやニンテンドースイッチなど、多様なデバイスに給電できます」(デジタルライター・板倉正道氏)

 出先でノートPCの電源が切れかけたときに慌てなくていいのはありがたい限り。暖房などの家電に使える製品もあり、防災グッズとしても密かな人気を博している。

 こうした頼もしい高出力タイプには、いくつかの選択肢がある。

「主流は『USB PD(パワーデリバリー)』(USB-TypeCの給電力を強化した規格)に対応した製品。MacBookや国産メーカーの軽量ノートPCは、この規格で充電できる製品が増えていますね。また、DCコネクタやコンセントを備えた製品なら、ちょっと大型のノートPCや一般的な家電製品など、より幅広い機器に充電できます」

 ただし、製品によって出力のアンペア数やワット数が異なるため、事前のチェックは欠かせない。

「ノートPCの場合、例えばMacBookに充電するなら29Wの出力が必要です。これが、15インチのMacBook Proだと87Wとさらなる高出力が必要。

なにかと養命酒を勧めてくるスマスピ「AI養命酒」 抽選で当たる

 養命酒製造は7月13日、話し掛けるといささか強引に養命酒にからめて返答するスマートスピーカー「AI養命酒」を発表した。抽選で10人にプレゼントする。

 中身はGoogleアシスタントを搭載したソニーのスマートスピーカー「LF-S50G」。養命酒の瓶を再現したカバーを取り付けているため「まるで養命酒と会話している気持ちに浸ることができる」(同社)。

 「OK養命酒」と話し掛けると「お呼びですか?」と反応。「なんだかだるい」といえば「養命酒をお試しください。疲れた胃腸や体に生薬がじわっと効きますよ」など、なにかと養命酒を勧めてくる。公式動画では「養命酒以外におすすめある?」と尋ねると「すみません。思いつくはずがありません」

 また、普通のスマートスピーカーなら答えてくれる天気や道に関する質問になぜか答えてくれなかったり、かと思えば「うんこ」などいたずらのような呼び掛けに「便秘を治すには、生活のリズムを整え、規則正しい食生活を送ることが大切です。朝食は特に(以下略)」と長文で真面目に返答したりすることもある。

 キャンペーンではAI養命酒の他に、話し掛けた内容をオウム返しするロボット「AI養命酒 初号機」も抽選で40人にプレゼント。初号機はAI 養命酒の開発途中で生まれた瓶形ロボットで、話し掛けると「震えながらフェアリーボイスで返答する」(養命酒製造)という。

 キャンペーンの特設サイトではAI養命酒や初号機の開発秘話も公開している。また、AI養命酒の機能は8月上旬にGoogleアシスタントで利用できるアプリとして公開予定。

 AI養命酒の応募期間は7月13日から9月30日。応募は特設サイトのフォームから受け付ける。

Twitterでフォロワー数から「ロックされたアカウント」の排除始まる シャープなど企業アカウントでフォロワー数が急減

 Twitterが実施した、フォロワー数表示を実効的な数字へ是正する施策の影響が確認されました。同社の発表に興味を示していたシャープ公式アカウントが、1日間でフォロワー数が2289減少したことを明かしています。今回の仕様変更が原因の全てとは言い切れませんが、短期間でこれほど減少するとは。

 Twitterは7月11日、フォロワー数のカウントからロックのかかったアカウントを除外すると発表。その目的は、長期間活動の形跡がないものなど、実体のないアカウント(俗に「偽アカウント」)を除いてフォロワー数の正確性を確保することとみられています。

 これを受けてシャープが「後学のために『どれくらいフォロワー数が減ったか』を公開しませんか」と企業アカウントに呼びかけたところ、多くの企業が賛同しました。それから1日が経過した現在、シャープに続いて井村屋も約1000のフォロワー数が減少したことを報告しています。

 シャープに賛同した他の企業アカウントを確認したところ、やはりフォロワー数に100単位の減少がみられました。Twitterの措置が段階的に進むとみたシャープは、フォロワー数の推移を淡々と記録すると述べています。ちなみに、ねとらぼ公式アカウントも、この1日間でフォロワー数が約700減少しました。

 企業アカウント以外では、いきものがかり水野良樹さんが、約1000の減少を報告。「いきものがかりですからね。そりゃ、生身の生き物がつぶやいているアカウントさんにフォローされたいものですよ」と、「偽アカウント」への皮肉を述べました。漫画家の横山了一さんは「フォロワーが減ったわけではなく、フォロワーがろ過されたと考えるとなんだかすごく爽快な気がする」と、的を射たツイートを投稿しています。

【製品速報】ノートPCも同時に設置、サンワダイレクトのプロジェクタースタンド

 サンワサプライは7月13日、直販サイト「サンワダイレクト」で、天板の角度や高さの調整ができてプロジェクターやノートPCなどを同時に設置できる天板と棚板がついたプロジェクタースタンド「100-PRST002」の販売を開始したと発表した。税別の販売価格は6463円。

 2台の機器を設置でき、キャスター付きでスムーズに移動できるため、さまざまな場所で使用が可能。きょう体は、設置しやすいH型脚で隣接したデスクの脚を交わして設置し、安定感のあるスチール製で太い支柱と脚で機器を支える。ブナットを緩めると天板の角度を調整でき、角度の調整後はしっかりと締め付けて固定。高さは95~145cmで変更でき、25cmごとに11段階で調整が可能となっている。
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サンワサプライの山田哲也社長、2019年5月1日に社長交代を宣言(上)

「MacBook Pro」用外付けGPU「Blackmagic eGPU」、Appleストアで8万9800円で発売

 オーストラリアのプロ向け映像機器メーカーBlackmagic Designは7月12日(現地時間)、米Appleと協力して設計したという外付けGPU、「Blackmagic eGPU」を発表した。Appleの公式オンラインショップおよび実店舗でのみ販売する。日本のAppleのサイトでの価格は税別8万9800円。

 米AMDのRadeon Pro 580、Thunderbolt 3×2、HDMI 2.0×1、USB 3.1×4を搭載。同日Appleが発表した新型「MacBook Pro」をはじめとするハイエンドPCに接続し、動画編集や3Dゲーム、VRコンテンツ再生などを支援する。

 同社のプロ向け動画編集アプリ「DaVinci Resolve 15」のユーザーは、Blackmagic eGPUを利用することでリアルタイムエフェクト、ノード数の多い色補正、フィルムグレインなどの編集性能を向上できるという。