2014年4月9日水曜日

ドラえもんの「ひみつ道具」を作り出した男たちに学ぶ、異業種コラボの可能性【特集:New Order】




「協業」。それはエンジニアにとって、実に魅力的な場だ。異なる強みを持つ人と手を組むことで、それぞれの実力が掛け算され、大きな成果を上げることが可能。また、他業界で活躍するプロの働きぶりを見て刺激を得られるなど、異業界コラボならではの楽しさを味わうこともできるからだ。今回紹介する「四次元ポケットPROJECT」は、富士ゼロックスが企画した協働プロジェクト。複数の中堅・中小企業が結集し、ドラえもんの「ひみつ道具」である「セルフ将棋」の制作に挑戦するプロジェクトだ。このプロジェクトに参画し、中心的な役割を演じた2人にその流れ、協業の楽しさと苦労した点などを聞いた

プロフィール



株式会社TASKO 設計製作事業部 工場長
木村匡孝


1981年生まれ。明和電機を経て独立後、「いわゆるバカ機械や誰に頼んでいいか分からない機械」の制作を手掛ける。2012年、TASKOの立ち上げに参加。ももいろクローバーZの紅白歌合戦用ステージ衣装、Perfumeのカンヌ国際広告賞衣装の一部、『Z-MACHINES』なども担当した



プロフィール



株式会社aircord チーフプロデューサー/テクニカルスーパーバイザー
橋本俊行


1980年生まれ。aircordとして、インタラクティブ映像システムの開発、映像演出、アプリケーション開発などを手掛ける。ADFESTグランプリ、カンヌシルバー、文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品などを受賞している



―― 橋本さんと木村さんが参加した「四次元ポケットPROJECT」は、富士ゼロックスが旗振り役だったそうですね。同社が提供する企業同士のコミュニケーションを促進し、ドキュメント共有を支援するITソリューションを活用することで、中小・中堅企業の力を結集して「面白いこと」ができないかと考えたのがプロジェクトのきっかけだったと聞いています。

木村 そうなんです。

―― お2人は、富士ゼロックス側から「ドラえもんのひみつ道具づくりに挑戦しましょう」という話を耳にした時、どう感じられましたか?

木村 何しろ、子供の頃から読んでいた『ドラえもん』ですからね。その「ひみつ道具」を作れると聞いて、それはワクワクしましたよ。

橋本 僕も興奮しましたね。僕も木村さんも、『ドラえもん』を通ってきた世代ですから。ただ、どこにもなかったモノをゼロから作ることは、簡単ではないだろうとも思ってました。

木村 何しろ、参考資料は2枚の画像だけでしたからね(笑)。

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