2014年5月3日土曜日

アップルのサムスン特許訴訟は120億円の辛勝評決。サムスンも一矢報いる


裁判って難しいですね…。

アップルがサムスンに対して起こした21億9000万ドル(約2239億円)の特許訴訟で、カルフォルニア州連邦地裁の陪審員はサムスンに対して1億1900万ドル(約120億円)の賠償を命じる判決を下しました。アップルが求めていた賠償金額の1割にも達していない、同社にとっては微妙な結果となっています。

今回の裁判でアップルは5件の特許侵害を訴えていたのですが、陪審員判決によって認められたのは「データの特定に関する特許・スライドアンロック機能に関する特許・文字入力における予想に関する特許」の3分野。訴えていた特許侵害のうち5分の3は認められたのですが、賠償金額はびっくりするぐらい下がってしまいました。裁判ってこういうこともあるんですね…。

一方、今回の評決ではサムスンも「デジタルイメージやスピーチの記録・再生に関する特許」においてアップルによる特許侵害を認められており、約16万ドル(約1636万円)の賠償金を勝ち取っています。防戦一方には終わらないところが、さすがサムスンです。

今後は最終的な判決が米国時間5日にくだされる予定ですが、今日の内容から大きく変わることはなさそうです。でも、判決から想像すると両社の争いはサムスンに対する賠償請求というよりも、喧嘩両成敗的な決着に向かって進んでいるのかもしれません。


source: Apple Insider日本経済新聞

塚本直樹

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