2014年5月14日水曜日

Motorola、129ドルのAndroidスマートフォン「Moto E」を発売へ

 米Google傘下のMotorola Mobilityは5月13日(現地時間)、廉価なAndroidスマートフォン「Moto E」を発表した。近日中に世界40カ国以上で発売する。価格は129ドルから(デュアルSIMオプションあり)。

 Googleは1月にMotorolaを中国Lenovoに売却することを発表しており、現在手続き中だ。Lenovoは新興国市場向けの廉価なスマートフォンに注力している。調査会社IDCによると、2014年第1四半期に1290万台のスマートフォンを出荷しており、世界での出荷台数ランキングは4位だった。

 MotorolaはGoogleによる買収後、「Moto X」と「Moto G」という安価ながら高性能なAndroidスマートフォンを発売した。Moto Eはさらに安価で、「まだフィーチャーフォンを使っている人々」を対象としている。

 Moto EはAndroid 4.4(コードネーム:KitKat)を搭載し、プロセッサは米QualcommのSnapdragon 200(1.2GHzデュアルコア)、ディスプレイは4.3インチ(549×960、256ppi)、LGE非対応でフロントカメラがないなどスペックは低いが、ディスプレイはCorningのGorilla Glass 3で防水加工されている。Moto XやMoto Gで好評の背面カバー「「Motorola Shell」(別売)で着せ替えが楽しめるのも特徴だ。

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