2014年7月10日木曜日

ベネッセ情報流出問題でジャストシステムが反論「流出情報とは認識せず」

ベネッセホールディングスが7月9日に発表した、最大で2070万件の個人情報が流出した恐れのある問題。一部報道で、名簿を購入した教育関連事業を行なうIT事業者はジャストシステムではないかとされており、これに対してジャストシステムが10日に公式コメントを発表した。

報道では、ジャストシステムが提供する「スマイルゼミ」からDMやセールス電話が来ていることから、同社が「ベネッセから流出した個人情報を含む名簿」を名簿事業者から購入したのではないかとされていた。

これについてジャストシステムは「本日の一部報道につきまして」と題するコメントを発表。同社を名指し、もしくは推測される形での報道に対して「当社がベネッセコーポレーションから流出した情報と認識したうえでこれを利用したという事実は一切ございません」とした。

しかしながら、名簿事業者からの名簿購入を否定したわけではなく、あくまで「ベネッセから流出した個人情報を、悪意をもって利用したかのような報道」に対する否定のようだ。

なお、個人情報の取り扱いについてジャストシステムは、「事業活動の中でご登録をいただいたお客様にダイレクトメールをお送りする場合や、外部の事業者に依頼して発送する場合等、いずれの場合においても、適切な手順や方法をとっております」としている。

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