2015年11月11日水曜日

1977年に発売されていた、元祖スマートウォッチ


スマートウォッチのご先祖様。

Apple WatchやAndroid Wearができる前、いや、それどころかかつてマイクロソフトが力を入れていたMSN DirectやSPOT対応腕時計より数十年も前に、ヒューレット・パッカード(HP)はHP-01をリリースしていました。これぞまさにウェアラブルデバイスとしての大躍進であり、ほぼ間違いなく世界で初めてのスマートウォッチです。



腕時計に関する情報を配信しているHodinkeeが、HP-01が当時なぜそこまで驚かれたのか、その理由を紐解いています。確かに、HP-01は別に初めてのデジタル時計というわけでも、初の電卓機能付き時計というわけでもありません。しかし、7文字の赤色に光るLCDディスプレイと、28個のボタンがついたキーボード、ストップウォッチ機能、タイマー機能、アラーム機能、そしてデータを保存・取り消しの機能まで付いていました。1977年当時、腕につけられる物の中で間違いなく最も進んだデバイスだったのです。

かといってHP-01が万人受する使いやすさだったか、と言ったらそうではありません。数字のボタンを押すためにはバンド部分に隠してある細いタッチペンを使わないといけないし、バッテリーも3個必要。そしてお値段は695ドル(約85,000円)となかなかします(もちろん、当時ロレックスと比べれば安いけど)。

でも! それでも! 私たちが今日使っているタッチスクリーン搭載スマートウォッチのひいおじいちゃんくらいにあたるのは間違いない! もしもどこかでまだ使えるHP-01を見つけたら、コレクションする価値は十分にあります。


source: Hodinkee

Andrew Liszewski - Gizmodo US[原文
(SHIORI)

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