2018年7月6日金曜日

薄くてスタイリッシュ! Ryzen搭載ノートPC「ideapad 720S」(AMDモデル)を試す(ベンチマーク編)

 レノボ・ジャパンのコンシューマー向け薄型ノートPC「ideapad 720S」には、同社のWeb直販「レノボ・ショッピング」限定で販売している13.3型モデルと、家電量販店向けの15.6型モデルがある。13.3型モデルについては、搭載するプロセッサによって「AMDモデル」と「Intelモデル」にさらに細分化される(15.6型モデルはIntelプロセッサのみ)。

 およそ2カ月前、「Ryzen 7 2700U」を搭載するAMDモデルの上位構成について外観を中心にチェックした。

 少し期間をおいてしまったが、この記事ではベンチマークテストを行った結果と、実用した所感を簡単にまとめる。

●Ryzen APUの性能やいかに?

 今回レビューしたideapad 720Sは、ノートPC向けAPU(CPUとGPUを統合したチップ)では上位に相当する「Ryzen 7 2700U」(2.2G~3.8GHz)を搭載している。

 レビューの外観編でも少し触れたが、筆者の中ではAPU搭載ノートPCに対する印象が良くない。というのも、従来のAPUはGPU性能の割にCPU性能が振わない傾向にあったのだ。動画の再生や3D表示はバッチリでも、Officeアプリの利用やWeb閲覧において「意外と重たい」と感じる場面が少なくなかった。

 しかし、RyzenのCPUコアで使われている「Zenアーキテクチャ」では、課題だった処理性能を大幅に改善。

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