7月12日にビッグサイトで開催された医療関係者向けイベント「国内モダンホスピタルショウ2018」では、特別講演「iPhoneやiPad、Apple Watchを活用したヘルスケア変革の実現」(Transforming Healthcare - The importance of mobile technology)なる、業界関係者ならずとも好奇心をくすぐられるレクチャーががありました。
内容は医療機関での導入事例から、モバイルやウェアラブルを使い退院後も患者のケアを継続する新しい医療の紹介、「どうやって病院の変革を進めるべきか、組織を説得するか」まで。
あくまで専門家向けの講演ですが、『入院患者に支給される「患者アプリ」 』『AIを使った患者の容体予測』、そして『未来の医療の姿』など、利用者から興味深い話題もあります。
ここでは専門家ではなく素人の「エンドユーザー」、すなわちヘルスケアサービスのお客さんであり、究極の当事者でもある患者とその予備軍の目線から、またウェアラブルや人工知能といった技術で未来はどう変わる?という好奇心から、興味を引いたトピックをざっくりまとめてお伝えします。
まずは概要から。演者ドクター Richard V. Milaniは、米国ルイジアナ州を拠点に80以上の医療・健康施設を運営する非営利のヘルスケアプロバイダー Ochsner Health System (以下オシュナー) 所属。…






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