2014年5月5日月曜日

まだWindows XPを使用している人が検討すべき5つの重要事項

マイクロソフトはセキュリティのアップデートをストップしたが、Windows XPを使い続けなければならない人はまだたくさんいるだろう。XPの安全性を高めるための方法を紹介する。

マイクロソフトはWindows XPという年老いた忠犬を木に結びつけ…その頭にショベルを叩きつけた。13年間に及ぶ忠実なサービスの後、同社はついにWindows XPのサポートを打ち切ったのだ。これは、同社がこれ以上セキュリティを更新しないという意味になる。しかし、それでも多くの人はWindows XPを使い続けるだろう。このシステムがまだ、ATMや店頭システム、政府機関や大企業で使われているコンピュータ等、あらゆる機器の中で動作しているからだ。

マイクロソフトがパッチを止めてしまうので、XPは新手の攻撃やゼロデイバグに対して脆弱になるが、幸運なことにまだそれを保護する方法がいくつか残されている。

怠惰な大企業と政府機関は、避けられない事態を先延ばしにして、マイクロソフトに追加サポートの費用を支払っている。例えば、米国財務相は、国内歳入庁のWindows 7への移行完了が間に合わなかったため、追加のサポート費用を支払っている。また、新しいパッチのために数百万ドルを支払ったとも伝えられている。イギリスとオランダの両政府も、XPの延長サポート費用を支払っているようだ。

これらの会社や政府機関は、XPの終了に備えて計画する期間が何年もあったにも関わらず、現在は自身の怠慢に対する報いを受けなければならない事態に陥っている。こうした延長サポートは、中小企業や個人の機器向けには提供されていない。カスタムサポート契約(CSA)を結んでいる大企業のみである。

個人または中小企業の場合はマイクロソフトの延長サポートを受けることはできないが、いずれにしてもあなたはそれを欲しいとも思わないだろう。最善の策は? 新しいコンピュータを買うことだ。

すぐに新しいハードウェアを購入するつもりがないのなら、Windows XPの終了に関して知っておくべき5つの事項に加え、考慮すべき選択肢も一つ、以下に述べておく。

サポートの終了とは何を意味するか

マイクロソフトは、オペレーティングシステム・ビジネスの中心をWindows 8に移行した。そのため、Windows UpdateからのソフトウェアアップデートをXP機器に提供しなくなる。マイクロソフトから技術的な支援を受けることはできないし、Microsoft Security Essentialsのダウンロードも利用できない。

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