Apple MusicのライバルはAWAやLINE MUSICだけではない―Spotifyとの戦いの幕開け
Cult of Mac(http://www.cultofmac.com/374986/apple-music-already-has-half-spotifys-subscriber-numbers/)によれば、Apple Musicはサービス開始からひと月で、すでに1000万人の購読者を獲得したという。
もちろん、現時点ではその全員が3カ月の試用期間中であるわけだが、それでもこの数字は、10年近く音楽配信サービスを行い、楽曲数は約3000万曲とほぼ同等を誇るSpotifyの有料購読者(約2000万人)の半分にあたる。しかもApple Musicは、まだAndroidやWindows向けのサービスがはじまってもいないことを考慮すれば、十分に成功と呼べる実績だ。
もちろん、現時点ではその全員が3カ月の試用期間中であるわけだが、それでもこの数字は、10年近く音楽配信サービスを行い、楽曲数は約3000万曲とほぼ同等を誇るSpotifyの有料購読者(約2000万人)の半分にあたる。しかもApple Musicは、まだAndroidやWindows向けのサービスがはじまってもいないことを考慮すれば、十分に成功と呼べる実績だ。
ただし、Spotifyの公式データ(https://press.spotify.com/au/information/)では、広告付きの無料購読者も含めたアクティブ会員数は7500万人にのぼるため、Apple Musicにとってほんとうの勝負どころは、無料期間を終えたユーザーをどれだけ有償サービスへと誘導できるかにある。
実はSpotifyには、日本での公式サービスがはじまっていない現在でも(規約的にはグレー…というより完全に違反しているが、VPNソフトなどを介した)洋楽ファンの日本国内登録ユーザーが相当数(一説に3万人ほど)存在する。そして、無料購読の場合にはオフライン視聴や自由な曲順での再生ができない(シャッフル再生は可)ため、気に入った曲があると結局はiTunes Storeで購入するといった使い方がなされているようだ。
となると、前回触れたように、ひと月に数曲購入する金額でApple Musicを購読するほうが後ろめたさを感じずにすみ、リスニング中に無粋な広告が入ることなく、自由な再生やオフライン視聴もできるため、このひと月ほどの間に移行したユーザーもそれなりにのぼるのではないかと推測される。
しかも、目ざといことに、とあるサードパーティが、Spotify(と、もうひとつ別の定額制音楽配信サービスRdio)からお気に入りの楽曲やプレイリストをApple Musicに移行するツール「Move to Apple Music」(http://movetoapple.com/ 実際の操作はほとんどワンクリックですむ)を4.99ドルで提供しはじめた。…
実はSpotifyには、日本での公式サービスがはじまっていない現在でも(規約的にはグレー…というより完全に違反しているが、VPNソフトなどを介した)洋楽ファンの日本国内登録ユーザーが相当数(一説に3万人ほど)存在する。そして、無料購読の場合にはオフライン視聴や自由な曲順での再生ができない(シャッフル再生は可)ため、気に入った曲があると結局はiTunes Storeで購入するといった使い方がなされているようだ。
となると、前回触れたように、ひと月に数曲購入する金額でApple Musicを購読するほうが後ろめたさを感じずにすみ、リスニング中に無粋な広告が入ることなく、自由な再生やオフライン視聴もできるため、このひと月ほどの間に移行したユーザーもそれなりにのぼるのではないかと推測される。
しかも、目ざといことに、とあるサードパーティが、Spotify(と、もうひとつ別の定額制音楽配信サービスRdio)からお気に入りの楽曲やプレイリストをApple Musicに移行するツール「Move to Apple Music」(http://movetoapple.com/ 実際の操作はほとんどワンクリックですむ)を4.99ドルで提供しはじめた。…
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